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音楽を配信する方法
主な音楽ファイル形式の種類と特徴、注意点
音楽系サイトを制作するとなると、やっぱり音楽配信とかって一体どうやるの?
ってことになるわねぇ。
ハタミちゃん

ハッタリ君
そうだね。

まず、主なウェブサイト上で扱われている主な音楽ファイルの種類を紹介していこう。

mp3
音楽を配信するなら、この拡張子のファイルは重宝する。
何故かというと…

音楽ファイルというのは容量がバカデカい。

例えば、パソコンに付属しているサウンドレコーダーなどで一分程度の音声を録音して、
wav形式のファイルとして保存すると、
それだけでも10MB近くになったりする。

そんなことでは、サーバーの容量をあっという間に消費してしまい、たくさんの曲を配信することができない。

そこで、mp3というファイル形式に圧縮することで、より少ない容量で音楽をネット配信することができるんだ。

mp3ファイルは、通常のwavファイルの20分の1に圧縮でき、音質もさほど劣化しないという素晴らしいものなんだ。


なぜ、そんなにファイル容量をダイエットできるのかしら??
ハタミちゃん

ハッタリ君
人間の耳には聴こえにくいような高音域の部分を丸々カットする事でファイルを圧縮しているんだ。
だから聴いた感じはほとんど音の劣化なしにファイル容量を20分の1まで小さくできるんだ。

ちなみにサイトを制作・運営するなら、
このファイルの容量に常に敏感になった方がいいと思う。

今はブロードバンドが増えてきて、多少重たいファイルでもポンポン表示されるけど、
やっぱり今でもダイヤルアップで接続している人や、古いパソコンを使っている人もいるので、そういう人にも優しいサイト作りをすることが大切だと思うんだ。
 古いユーザーを置いてけぼりにするようなサイトは、どれだけ見た目がキレイで先進的でも、決して優れたサイトとはいえないし、逆に結果的に損をすると思うんだ。

サイトを運営するにおいて、デザインの理想やこだわりなど、色んな要素が絡んでページを制作することになると思うけど、

一番大事な事は何か

を見失わないことが大切だと思う。

余計なこだわりが人を遠ざけてしまうことはよくある話だよね。

だから、ファイルの容量はできるだけ、極限までダイエットする事に努めるべきだと頭に入れてファイルを作成・アップロードするように心がけましょう♪

ファイルの容量

1024バイト=1キロバイト[KB]
1024KB=1メガバイト[MB]
1024MB=1ギガバイト[GB]
1024GB=1テラバイト[TB]

じゃぁ早速そのmp3ファイルの作成法を知りたいんだけど〜♪
ハタミちゃん

ハッタリ君
まず、mp3ファイルに圧縮するためには、wav形式の音楽ファイルを用意する。

ウィンドウズの場合、サウンドレコーダー(プログラムファイルの中の[アクセサリ→エンターテイメント→サウンドレコーダー])でマイクやラインでMDなどからPCに繋げて録音する手もあるし、
自分のオリジナルCDなんかをサイトで配信したい場合は、そのCDをパソコンに読み込んで、それをwav形式に変換する必要があるんだ。
 ウィンドウズのメディアプレイヤーなどでCDをwmaに変換することもできるね。

オーディオCDをwav形式に変換するソフトは、

CD2WAV32

などがあります(フリーソフト)。

さらに、そうしてできたwavファイルをmp3に変換するのにオススメなフリーソフトが、

MP3PRO

英語ソフトなんだけど、まぁ、なんとかいけるさ♪(笑)。
かなりの高音質でかなりの圧縮率。優れたエンコーダソフトです。

市販のCDやサンプリングのCDからデータを取り出して自分が配信する場合は、著作権についても充分注意する事!

ここらへんは、

社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC

などに軽くでも目を通すといいと思います。

音楽系に限らず、自分の情報を配信するということは、
著作権にも常に気をつかうべきです。

そういえば、このサイトも、
全てのぺーじの一番下に、

著作権について…このサイトで配信している音源、画像、文章などの著作権は、 全て管理人にあります。無断転載などはご遠慮願います。

Copyright (C)200X TAKAYA, All rights reserved.


みたいに表示されているわね。
ハタミちゃん

ハッタリ君
基本的に、何かを自分が制作したら、
本当は、その時点で著作権は発生していて

それを「○○の著作権はダレダレにあります。転載厳禁」
みたいにわざわざ書かなくてもいいのです。

しかし、世の中、そんなに単純じゃありませんので(笑)、
一応、記述すべき事は徹底するべきです。

起業などを少し勉強すると、人間という生き物がいかに凄まじい生き物であるかが解ります。
 自分を守るのは自分しかいないから、そこらへんは、キッチリと意識して制作・運営するべきだね。

音楽系サイトともなれば、なかなかこの世界も複雑ですからね。

そういえば、
よく音楽系サイトで、

MIDI(ミディ[Musical Instruments Digital Interface])
というファイルをよく目にするわね。

でも、mp3のファイルと比べるとなんだか音がオモチャっぽいのよね。

何故かしら??
ハタミちゃん

ハッタリ君
音楽ファイルの代表的なものの中のMIDIファイル。

だけど、MIDIファイルはmp3やwmaやwav形式のファイルとは根本的に種類が違うまったくの別物なんだ。

MIDIとは、
シンセサイザや音源とパソコンを接続して楽曲データをやりとりするための規格で、
音そのものがデータなのではなく、
音の音符の情報がデータ化されたもので、データ自体から音が鳴るわけではなくて、
 そのMIDIデータを再生することで、その音符のデータを元に、パソコンに内臓された音源などから音を鳴らす、というようなものなんだ。

だからMIDIファイルを再生して音がオモチャのように聴こえるのは、パソコンに内臓されている音源の音色がオモチャっぽいからであって(笑)、そのファイル作成者がヘボいわけではないんだ(笑)。

解るかなぁ…??


な、、なんとなく解った…かも。(笑)
ハタミちゃん

ハッタリ君
とにかくまぁ、MIDIは根本的にmp3とかとは違うって事さえ頭に入れておけばいいかなと思う。
何かを録音した生の音そのもののデータではなく、音符のデータを暗号化したようなものがMIDIなので、ファイルの容量も他の音楽ファイルとは比べ物にならないぐらい小さくて済むんだ。
だから音質にこだわらないような場合は、打ち込みのMIDI音楽だと大量に配信できるってわけなんだ。

音楽を配信する時、例えばmp3ファイルだったら、自分でレコーディングとかして実際に録音した音を流すけど、
MIDIファイルっていうのは、そのデータをパソコンで打ち込んで音楽を作ったものなんだ。
いわゆる、「打ち込み系」というヤツの最も基本的なファイル形式がMIDIだね♪

もし、それを自分で作成したいと思ったら、
ある程度のDTM(デスクトップミュージック=打ち込み系)の知識がいるけど、

とりあえずそれを作成するフリーソフトも色々とあるので、
「シーケンスソフト」などで色々探してみよう♪



このサイトの
ネタメロ
のコーナーみたいに、自作の着メロをサイトで配信するにはどうすればいいの?
ハタミちゃん

ハッタリ君
実は、着メロの配信はかなり難しいんだ。

何故かというと、携帯電話の機種も非常に多彩になってきて、
しかも、それぞれ着メロのファイルの規格が異なるんだ。

例えば、

ドコモも着メロなら、ファイル形式はmld

他にもボーダフォンやEZwebなどのファイル形式は、mmf

他にもいくつかファイルの種類があって、全てに対応しきるのは大変なんだ。

着メロは基本的にMIDIを作成して、そこから変換して作成するのが一番楽かと思う。
同時発音数などの問題や音量の問題なども考えながらMIDIを打ち込んで、それを変換ソフトで着メロ形式に変換するんだ。

サーバーによっては、着メロのファイル形式の一部がアップロードできないものもあったりするので注意が必要だ。

MIDIを着メロに変換するソフトはこちら

 ↓


PsmPlayer V4.42

ふむふむ。
着メロ配信って意外と大変なのねぇ…。

あ!ところで!

このサイトのスーパーピアノレッスンのオマケのコーナーで、
魅惑の和音集
っていうのがあるじゃない?

ここで、楽譜の画像に触れただけで音が鳴るっていうのは、
一体どうなっているのかしら?
なんかスゴイわよね!


コレ!↓ 譜面
(※インターネットエクスプローラ以外のブラウザでは音が鳴らない場合があります)


ハタミちゃん

ハッタリ君
ふっふっふ!

あれはちょっと技ありなんだ。

ここの部分のHTMLの記述はこうなっているんだ。


<BGSOUND ID="midi">
<a href="http://piano.karakuri-yashiki.com/1.wav" onMouseOver="document.all('midi').src='1.wav';" ><img src="http://piano.karakuri-yashiki.com/1.gif" alt="譜面" width="121" height="123"></a>



(←誰?)

ハタミちゃん

ハッタリ君
もしああいう感じの事をやってみたい人は、上のHTMLを参考にしてみてね♪

上のファイルの場合、鳴らす音のファイルは「1.wav」というファイルですね。

触れただけで音が鳴るといっても、触れてから音を読み込むので、できるだけファイルサイズは極めて小さく、発音時間も短いものがいいですよ。

MIDIだったらファイル容量が小さいからwavじゃなくてmidiにすりゃいいのに、
と思うかも知れませんが、
上の機能では、音声ファイルしか使えないので根本的に種類の違うmidiファイルではできないのです。
ちなみに上の「1.wav」というファイルは自分でわざわざ一つの和音をピアノで弾いて録音したわけではなく、
midiファイルを作成し、それをwavに変換したんだ。

参考までに、その時に使ったソフトはこちら

 ↓
timidi95

「マウスが触れたら音がする」

というので思い出したんだけど、

たまに、ページを表示させたら突然音楽が鳴り出すサイトがあるわよね??
ハタミちゃん

ハッタリ君
あぁ、あれは実は、あまりよろしくないんだ。

何故なら、そのサイトを閲覧している人が、
実は仕事中にコッソリ気分転換にネットサーフィンしていたとしたらどうだろう?(笑)
そしてそのパソコンの音量が最大になっていたとしたらどうだろう?(笑)

そういう事を考えると、いくら見る人を楽しませるためとはいえ、
予告もなく突然音楽を流すようなのはあまりよくないんだ。

せっかくの素晴らしい音楽も、使い方によって邪魔になっちゃうんだ。

もし画面上で音楽や効果音を鳴らしたい場合は、それを画面のどこかに書いておくといいかもしれないね♪
突然音が鳴ったらみんなビックリするから、
「このページはリンクボタンに触れたら音楽が自動でなります」
みたいな表記をしておけば、その表記があるかないかで随分と閲覧者のサイトへの印象も 変わると思うよ♪


音楽系サイトを制作・運営する上での主な注意点やポイントはこのぐらいかなぁ。


是非、個性溢れる素敵な音楽サイトを作ってくださいね♪



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