Top PageスーパーハッタリピアノレッスンLesson 2
両手を使って高速ハッタリ! [Part 2]


ハッタリ君
 さて、レッスン2のパート1では、両手で高速のスケールやアルペジオを弾くハッタリを紹介したけど、今回のパート2では、両手での同音連打やパラディドルという技を紹介しよう!

…パラ、パラパラー・・・

サーカスでもやるのかしら??(笑)
ハタミちゃん

ハッタリ君
パラディドルの前に、まずは、同音連打からいってみよう。

同音連打とは、その名の通り、同じ音を連打する事なんだけど、これがナカナカ、それだけでカッコよかったりするんだ(笑)。でも、実はなかなか難しい技術なんだ。

 同音連打といえば、片手でやる場合は、「31213121」とか「43214321」とかの、ちょっと慣れるまではやりにくい指の順番で速く連打したりするのよね。
ハタミちゃん

ハッタリ君
そうそう。意外に難しい。

しかも、片手での同音連打は、いくら指が鍛えられていてもある程度速度の限界があるし、持久力もいる。

そこで、同じ音を左手と右手とで交互に弾いて、片手での高速同音連打に勝るような高速同音連打をやるってのが今回のアレなんだ。

譜面にするとこんな感じになるかしらね。

譜面 両手で唐音連打

上の段と下の段と、実は同じ音なので、ちょっとヘンな感じだけど(笑)、まぁ解りやすく楽譜に表せばこういうことになるのかしら。
ハタミちゃん

ハッタリ君
ポイントは、「弾く」というより「突っつく・叩く」みたいな感覚でやればやりやすいかと思う。
 指はどの指を使ってもいいと思うけど、左右とも人差し指で突っつくのがやりやすいと思う。

ちょっとこのやり方の同音連打を使ってテキトーに演奏してみよう!

両手で同音連打
File Type [MP3] Size {153 KB} - Time [0:19]






後半、、、カエルの歌ね…(笑)。

ハタミちゃん

ハッタリ君
もっと頑張れば、もっと速く連打することはまだまだ可能だから、どれぐらい速くできるか挑戦してみるのも面白いかも知れないぞ〜♪
かなり速くできるようになると、自分の限界よりもピアノそのものの限界に達すると思うけれど(笑)。

スピードを上げるには、とにかく「鍵盤を押した後に指を引き上げるスピードを上げる」事が大事。
とにかく、これは、ピアノを鍵盤楽器として考えるよりも、ピアノを打楽器として捉えた方がコツをつかみやすいと思う。

ピアノは鍵盤楽器であると同時に打楽器でもあるんだ。
もっといえば、ピアノに限らず、ギターもベースも金管楽器も、そして人の歌声も、あらゆる楽器は、全て、打楽器にもなりうるんだ。


そこで次にパラディドルの登場だ!

パラディー、パラディ、パラ、パラ…
ハタミちゃん

ハッタリ君
パ・ラ・ディ・ド・ル (笑)


これは、「騙す」みたいな意味があるみたいなんだけど、
これはドラムの用語であるものなんだ。

譜面 ドラムのパラディドルの例

これはピアノをやっている人には馴染みのないドラムの譜面なんだけど、
太鼓などを叩くときに、右手と左手をただ交互に使うのではなく、
「RLRR LRLL」
とか
「RLRR LRRL」
とかの手順で叩いて
(R=右手/L=左手)、
独特の躍動感を出したりするテクニックなんだ。


それをピアノに応用してみようってわけね。

ハタミちゃん

ハッタリ君
そう!

それぞれの手で単音なり和音なりを割り当てて、
それを「右左右右 左右右左」みたいな手順で弾くと、
リズム感の豊かなピアノを弾くことができるんだ。

 しかもこの弾き方は、基礎を積んで鍛え上げられた指じゃなくても、誰でもすぐにでもできる面白い技なんだ。
 もちろん慣れはある程度いるけど、慣れさえすればかなりカンタン♪

例えばこんな感じ。

パラディドルをピアノに応用
File Type [MP3] Size {295 KB} - Time [0:37]

ハッタリ君
ドラムにおけるパラディドルを演奏した後に、それと同じ手順でピアノに応用したものをテキトーに弾いてみた。

ピアノで弾いていた内容の雰囲気としては次のような譜面の感じになる


パラディドルをピアノに応用



 ジャズのコード弾き伴奏や、ポップスの伴奏なんかで使うとリズミカルで楽しい伴奏ができそうね♪

ハタミちゃん

ハッタリ君
「ポップスをピアノで弾こう!」みたいなコード進行が載っているような感じの本を買ったりした時に、そのコードさえ解れば、自分なりに伴奏のリズムを好きにアレンジして弾くこともできると思うし、既存の楽譜をそのまま弾くのよりも優れたアレンジにしてみようと考えてみたりすれば面白いかも知れない。

 もちろん、バンドなどでキーボードを担当している人も、ギターやドラムの爆音の中でも負けないようにキーボードの存在をしっかり放つためには、アレンジが全てで、リズムや音の使い方がポイントとなるから頑張ってみてね。


それでは、このパラディドルを使って、カンタンな即興演奏をしてこのレッスン2を締めくくるとしますか〜。

パラディドル[まとめ]
File Type [MP3] Size {248 KB} - Time [0:31]



これは…。
ハタミちゃん

ハッタリ君
太陽に吼えようとしてみたけど、著作権とか面倒だから、ちょっと匂わせてみただけ(笑)。

ちなみに、このレッスン2で紹介した、
両手のコンビネーションを使った「ハッタリピアノ」
の動画もYouTubeで配信しているので、興味があったら見てくれると嬉しいな♪


--左右交互技--

--パラディドル技--


ではでは、次のレッスンいってみよー♪


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