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さてさて!
今回のレッスンでは、「見せる」ピアノだ♪
前回のレッスンでもちょっと触れたけど、
ピアノは「弾く」だけが「表現」じゃないと思うんだ。
もちろん、これはピアノに限らず、バンドなんかでライブをやる場合でもそうで、どれだけ演奏が巧くても、見ていてあまり楽しくなかったり、淡々と演奏しているだけでは伝わりにくかったり、人が楽しんでくれないって事もあるんだ。
もちろん大事なのは、見せる方に気をとられて音がガタガタになってしまって犠牲になっても問題があるけれど(笑)、それでも、「見せる」事は意外にも重要だと思うんだ。
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「ハッタリ」と「子供騙し」は微妙に違うから(笑)、そこらへんは注意だけどね(笑)。
もしかしたらオイラのピアノも子供騙しになっちゃっているかもしれないけど(笑)、それでも少しでも「ただの子供騙し」じゃなくて「スーパーハッタリ」になるように努力しているつもりなので許してくれ(笑)。
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さてさて、それでは、「見せる」ピアノの例として、
手を交差させるってのを紹介しよう!
こんな感じで、手を交差させて弾くんだ♪
ちょっとテキトーに即興で演奏してみるので聴いてみてね♪
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妙に楽しい雰囲気ね♪(笑)
それにしても、なんだか目を閉じて聴いていると、
一人だけでピアノ弾いているような感じがしないんだけど?
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さすがハタミちゃん!!
解ってるねぇ♪(笑)
そうなんだ、この手の交差による演奏方法は、「見せる」部分でも効果があるだけでなく、音の面でもなかなか面白い効果が出せるんだ♪
音がピョンピョンと「飛び回っている」ような感じになるから、まるで2人でピアノを弾いているかのような独特の立体感みたいなのが出るんだ。
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さっきの演奏だと、右手は基本的にずっとほとんど同じようなポジションで和音を弾いているだけなんだ。そして左手で低音を弾いた後に右手を通り越して高音部を弾く。
これの逆のパターンで左手は主に伴奏の機能をしながら右手が低音と高音をウロウロするというようなのもある。例えば、ベートーベンのソナタ悲愴第一楽章の途中(MIDI)の部分とかね。
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右手はメロディー、左手は伴奏、そういう普通の役割分担の常識を壊しちゃうってコトね♪
さっきの悲愴の部分だと、右手がメロディーとベース、左手が伴奏ってことで、
右手が一人二役(?)しているような感じだわね。
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そう!
要するに、手を交差する演奏方法は、ちょっと欲張りで贅沢なんだよ(笑)。
だから聴いていると一人で弾いているようには聴こえないような立体感とか、独特の躍動感が出るんだ。
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手を交差して弾くといえば、
誰でも知っている「ネコ踏んじゃった」も、途中で手が交差するわよね♪
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ネコ踏んじゃったは、伝説の名曲だよ!(笑)
誰にでも弾けて、その上に、手も交差して「見せる!」要素もバッチリあって、あれはピアノ音楽の究極の姿だよ!(笑)
曲のタイトルはさりげなく残酷だけどね(笑)。
曲は何気にカワイイけど、踏まれたネコは冗談じゃない(笑)。
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深いよ…(笑)。
まずはツェルニーよりもショパンよりもハノンよりも、「ネコ踏んじゃった」からやるべきだよ!(笑)しかも何気に調が「変ト短調」なんていう悪魔のフラット地獄の調なのに、何故だか誰でも弾ける。本当にこの曲は伝説だよ!(笑)
あ、ちょっと話が飛ぶけど、「ネコ踏んじゃった」って、ほとんど黒鍵しか使わないでしょ?これに目をつけて、「ネコ踏んじゃった」とショパンの黒鍵のエチュードを融合させたバカな曲を以前作った事があるんだ(笑)。もし興味があったら聴いてみてくれると嬉しいな♪(笑)
参照→黒猫フンジャッタっ!
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黒猫ショパンの宅急便って…(笑)。
あなたも暇ね…(笑)
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まぁ結構テキトーに作ったんだけどね(笑)。
我ながら名曲さ(笑)。
さて、「手の交差」に話は戻りまして…
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あ!
手の交差を使って、あたしもちょっと面白いネコ踏んじゃったを思いついたわよ♪
ちょっと聴いててよ♪
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おおおっ!
ハタミちゃんもナカナカやるな♪
本当に、なんだか一人で弾いているようには聴こえないな♪
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でしょ?♪
あたしもハッタリ君のハッタリがうつってきたわ…(笑)
低い音や高い音を手を交差させて音を散らすと、躍動感が出て、弾いている自分も楽しいわねぇ♪しかも意外とカンタン♪
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