Top PageスーパーハッタリピアノレッスンLesson 3
ドレミを無視して効果音でハッタリ!

 今度は「ドレミを無視する」??(笑)
また滅茶苦茶なことをいうわねハッタリ君…(汗笑)
ハタミちゃん

ハッタリ君
 ドレミを無視して効果音みたいな音を出して、ピアノっていう楽器をピアノじゃないみたいに扱うと、結構楽しかったりするんだ。
 具体的には色々な方法があるけど、とりあえずザッと紹介すると次のような事が考えられる。

◆クラシックではご法度??ピアノの変わった表現法の例

1:グリッサンド
2:テキトーに鍵盤を掻き回す
3:テキトーに鍵盤をブッ叩く
4:ピアノ線を直接指で弾いて音を出す
5:ピアノを投げる



あの〜、ハッタリ君?
「5 ピアノを投げる」ってどういうことかしら…??(笑)
ハタミちゃん

ハッタリ君
 あぁ、これは、ちょっと素人には無理だろうし弁償もしないといけないかもしれないけど(笑)、これをやったらスターになれるぜ!(笑)

まぁ冗談はさておき、まずは、「グリッサンド

 これは説明もさほどいらないだろうけど、ピアノの鍵盤を下の音から上の音、または上の音から下の音に向かってジャララーーーーンと手全体で撫でるようにして(??)盛り上がる雰囲気を出すもの。

グリッサンド

 やり方に特にキマリはないと思うけど、とりあえずハイテンションでやろう!(笑)

 グリッサンドって意外に手が痛いのよね(笑)。寒い冬とか特に(笑)
だからハッタリ君がいうように、ハイテンションで思いっきりグリッサンドした方が痛みを感じにくいかもしれないし(笑)、音も綺麗に鳴ってくれるわね。
ハタミちゃん

ハッタリ君
 何よりも、ハイテンションでグリッサンドをすると、そのテンションが音にもよく表れるから聴いている人も気持ちが盛り上がるだろうし、自分自身も気分が盛り上がって楽しくなってくるんだ♪

例えば、ツェルニーの練習曲とか、かなりつまらないけど(笑)、ちょっと自分で勝手に曲を改造して始めや終わりにグリッサンドを入れたりして盛り上げたりしてツェルニーの練習を少しでもマシにする事ができるかも知れないぞ(笑)。

例えばこんな風に…

 ↓

ハイテンションでツェルニー
File Type [MP3] Size {299 KB} - Time [0:38]




 これはツェルニー40番練習曲集の一番?かしら?(笑)

こんなハイテンションなツェルニーは珍しいわね(笑)
ハタミちゃん

ハッタリ君
 そう、これはツェルニー40番の1番、もともとかなりつまらない曲なんだけど(笑)、始めと終わりにグリッサンドを入れて、あと、左手の和音も勝手に分厚くして盛り上がるように弾いてみたんだ(笑)。

グリッサンドを入れるだけでもかなり気分も楽しくなってくるもんだよ♪

ツェルニー(笑)
 オッホン!
ちょーっと待ったハッタリ君!オブジェーークション!!
でもちょっとツェルニーショーーーック…。。。
 ボクはカールツェルニーだ。ちょっと登場してみた。

キミの演奏はなかなかオモシロイね(笑)。

ボクがたくさん作ってきた練習曲は確かに「練習」のために作ってきたから、ちょっとつまらないかも知れない。だけど、キミのようにちょっと変わった弾き方をしてくれる人がいてボクもちょっと嬉しいようなショックなような、そんな気分だ(笑)。

ハッタリ君
ツェッ、、、

ツェルニー先生!!!
(・・・一体どうやってこっちの世界に…?)
ハタミちゃん

ツェルニー(笑)
 ボクはいつも、ピアノの練習をしている人達を天から見守りながら応援しているんだけど、みんなつまらなさそうにボクの練習曲をやっているみたいで、ちょっと淋しいなぁ…。
 でも、キミみたいに自由に弾いてくれても当然ボクは嬉しいんだ。

まぁとにかくミンナ自分なりのやり方で楽しくピアノ頑張ってね♪
以上、
カールのおじさんでしたぁ♪バァ〜イ♪

ハッタリ君

・・・・

ビックリしたぁ…

 ツェルニーさんの作ってる練習曲はつまらないけど(笑)、人柄はすごく噂どおり気さくな人ね♪(笑)
ハタミちゃん

ツェルニー(笑)
つまらないって言うなぁ〜〜(泣笑)

ハッタリ君
( まだこっちにいたのか(笑)…… )


ま、、、まぁとにかくグリッサンドはテンションを盛り上げるのにはもってこいだってコトだ。


2:テキトーに鍵盤を掻き回す
3:テキトーに鍵盤をブッ叩く

っていうのは??
ハタミちゃん

ハッタリ君
 もうとにかくテキトーでOKなんだ。
手や腕全体や肘などを使って、鍵盤をテキトーにブワーッて掻き回して効果音というか、雰囲気を出すんだ(笑)。

 そうやって雰囲気を出すことで、
例えばテレビのサスペンスっぽい雰囲気なんかが、きっと誰でもそれなりに簡単に出せると思うよ。

例えばこんな感じ

 ↓

テキトーにサスペンスな雰囲気
File Type [MP3] Size {716 KB} - Time [1:31]





 ちょっと恐〜い…(笑)

ハタミちゃん

ハッタリ君
 一応、物語の設定としては、何か事件が起こって、そのショックで記憶が失われるんだけど、色々記憶の欠片を拾っているうちに謎な記憶がよみがえってきて頭がおかしくなってくる、そしてその事件の犯人は実は自分だった、、、という雰囲気(笑)。


 わけわかんない・・・(笑)

ハタミちゃん

ハッタリ君
一番簡単なのは低音部分をテキトーにかき鳴らす事で、怪しい雰囲気が出る。

他にも、「記憶が飛んじゃった、私は誰?此処は何処?」な雰囲気を出したければ、高音部分をテキトーに弾いていればその雰囲気が出るのさ(笑)。とにかくテキトー(笑)

 さっきのオイラの演奏では、高音部分を右手でテキトーに鍵盤もろくに見ずに乱舞させて、左手はそれなりに雰囲気がでるように考えながら和音などを弾いて雰囲気を出してみた。「記憶がとんでる」部分の右手はとにかくテキトー。


「テキトー」なわりには雰囲気出てたわね(笑)。
逆に、テキトーだからこそ、混沌とした空気が出るかもしれないわね。

でも、そういえば確かどこかのサイトでみかけたんだけど、マイケルフィニッシーとかいうコンポーザーピアニストは、一見テキトーなのかと思えるような演奏にちゃんと楽譜があってその通り忠実に再現していたりするという凄まじいものもあるらしいわね(笑)。
ハタミちゃん

ハッタリ君
 オイラはそんなスゴイことはできないので本当のテキトーです(笑)。

 まぁとにかく現代的な雰囲気重視なものを弾く場合に大事なのは、その「雰囲気・景色」を自分の中で作り出して、その世界に恥を捨てて一人で入り込めるかどうかなんだ(笑)。
 妄想するチカラがすべてなんだ(笑)。これをオイラは「妄想力(もうそうりょく)」っていってるんだ。

 これは作曲にも通ずる部分なんだ。とにかく、端から見てて、「あいつは頭がおかしいんじゃないか」と思えるぐらいに勝手にどんどん世界を作って入り込めばいいんだよ(笑)。

音楽をやる側の人間は、病的であればあるほどいいんだ(笑)。
「悩みがない」ていうような人は音楽制作・表現は難しいかも知れないね(笑)。

そもそも音楽っていうのは、人間の精神の・・・・〜

〜(30分経過)

…しかも最近のビジネスっていうのは・・・・〜
(1時間30分経過)

…だいたいから経営理念もないような腐った会社が・・・・〜

(2時間経過)
・・・・〜Endless

 (汗笑)
はいはいはいはい〜、
またまたハッタリ君が熱くなってきて話がワケ解らない方向に走ってるので(笑)、

そろそろ次のレッスンに進めてもらいましょうかしら♪(笑)
ハタミちゃん

ハッタリ君
 ちょっと待ったぁ!

まだ説明してない事が残ってた(笑)。

「ピアノ線を直接指ではじいて音を出す」ってのは、
以前現代音楽を得意とするピアニストさんがテレビに出てて見た事があるんだけど、突然椅子から立ち上がって何をするのかと思ったら、ピアノの蓋の中(?)をいじくり出して手でピアノ線をはじいて音を出すっていう面白い事をやっていたんだ。
 これはグランドピアノで蓋が開いている状態じゃないと出来ない技だけど、かなり面白いパフォーマンスだと思うよ。

 最初に冗談で言ってた「ピアノを投げる」っていうのも(笑)、それはさすがに無理かも知れないけど、ピアノは絶対に黒鍵と白鍵でしか音を奏でたらダメなんていうことはないと思うんだ。

 ピアノの板そのものを叩いてリズム刻んでみても全然構わないだろうし、鍵盤弾くにしても、必ずしもピアノの先生が教えてくれる手の形で弾く必要もなく、肘で鍵盤を叩いてもいいし、ゲンコツで鍵盤を叩いて音出したっていいと思うんだ。
 実際、上原ひろみさんというジャズピアニストがそういう事をやっていてすごく見ていて面白かったよ♪


ちなみにオイラも以前、福祉施設でピアノ弾きイベントをやらせてもらった事があるんだけど、その時に、ドラムのペダルにカウベルなんかをとりつけて、足でリズム刻みながら猫踏んじゃったを演奏した事があったんだ。

 オイラ自身も楽しかったし、見てくれていた人たちもとても楽しんでくれていた様子で、すごく嬉しかった思い出があるんだ♪

 参照:→超絶妙技(?)の猫踏んじゃった

 ピアノはこう弾かないとダメ、っていう先入観を捨てると音楽がより広く楽しめるようになるわよね♪

 まぁピアノを壊さない程度なら自由にピアノで表現するのは楽しそうだわね♪
ハタミちゃん

ハッタリ君
そうなんだ。ピアノを「弾く」じゃなくても、ナンでもいいんだ(笑)。

でもピアノをコーヒー置くテーブルにしたりしたらピアノが泣いちゃうぞ(笑)。


ちなみに、このレッスンで紹介した
「サスペンスチックなモノをピアノで弾く」
というものの動画もYouTubeにアップしているので、
よかったら見てくれると嬉しいでやんすぞ♪
↓YouTube埋め込みプラグイン

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さてさて、とりあえず、今回のレッスンはここまで〜♪

それでは次のレッスンにレッツゴー♪


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