この曲では、主に左手がリズムをリードし、その間を右手が３連系で生める、 というフレーズが続く曲であーる！

この部分もリズムは左手が刻んでいて、右手はその間を全部埋め尽くしている感じね。

ドラマーであれば、こういうリズム感は慣れているはずなんだけど、 ピアノを弾く人にとっては、ここまで連続で左右の手のコンビネーションで音を繋げ続けるのは難しいかも知れないね。 でも、慣れればかなり爽快なアプローチで、ドラムでもよく、 手→右足→左足 という一連の動きで高速に３連や６連に音を繋いでいく技が使われ、 ツーバスドラマーならお決まりのコンビネーションなんだ。 関連：⇒ツーバスフレーズ

ここは、かなり左手の跳躍の幅が大きくて難しそうだけど・・・・？

そういう場所ほど落ち着いて冷静に弾くとやりやすいと思うよ。 それに、この曲の調性は、嬰へ短調、という譜読みは一見面倒くさそうな調性だけど、 逆に、いざこの曲を弾いてみると、 この曲は、嬰へ短調だからこそ成り立つ曲というのが解るはずだ。 上の音が跳躍するところでも、左のは全部黒鍵を打鍵し、 一番低音の「ファ＃」は、それが黒鍵だからこそ、そして、 上から下に飛んだ時の「ファ＃」は、 そのファ＃の左側には黒鍵が連続していないから、 跳躍が大きくても、意外と命中しやすいんだ。 腕を上に上げることなく、腕を水平に移動するとやりやすいと思うよ♪

小さな鉄鍵律の中では珍しくちょっとだけ曲がもう一段階展開する感じでドラマチックなものになっているわねぇ♪

とにかくこの曲はリズム感が命。 慣れればかなり爽快に「メタルピアニズム」を堪能できる一曲だよ♪

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またはストレス解消に(笑)

　　　　
メタルピアニズム練習曲集
「鉄鍵律」

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